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あつしが行く 第1章第6部

好好通信とは?

好好通信はトーエイトレーディング株式会社とコンサルティング契約をしていただいている企業様へ、メールでお送りしているメールニュースです。
中国の新しい情報や、最新の流行から社員ブログまで幅広くお伝えします。
本ページではその中より「あつしが行く」を抜粋し、ご紹介致します。

 

第1章「新人留学生」

■第6部「日本人とスウェーデン人の昼食」

12時の終業ベルが鳴り、僕はトーマスと食堂に向かった。

彼は27歳のスウェーデン人で身長は僕よりやや高く金髪の腕毛が素敵なお兄さんです。

奥さんが大の日本食好きで、本当なら日本に留学したかったらしいが仕事の関係上中国語を勉強するために遼寧大学に来たのだという。面白いのは奥さんの影響で妙に日本語を話す所で、例えば「オミソシル!」とか「ナットー、タクアン」と僕と目が合う度に喋るので思わず笑ってしまった。

食堂到着後、彼にどんな中華料理が好き? と尋ねたら彼は少し考えた後英語で「・・・・」と言った。可哀そうな事に僕の英語能力は相当低レベルなので「えぇ?なんて??」と聞き返すと彼は簡単な中国語で↓

「私はベジタリアンだから、お肉、魚ダメ、油も卵もね・・・。」と言った。

 僕は思わず「えぇぇぇ!!」と言ってしまった。 

だって、肉、魚、油も卵も食べちゃいけないんだったら中国で何食べるの? 

結局彼は30分近く食堂をウロウロし、蒸しパンと茹でた豆モヤシ、豆腐と胡瓜の和えものだけを食べていた。そんな彼の目の前で肉料理を食べる事も忍びなく僕も彼の食事に近い物を食べたのだった。

薄味だったけどおいしかった。彼にはベジタリアンの心構えを教えてもらったような気がした・・・。

 奥さんが日本食ファンと言うだけあって、流石に箸の使い方は手慣れた物でした。

つづく

次回第7部「季節外れな黄色い嵐」です。

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